高校生のとき、大阪に行ってはじめて高校生3人の友達同士でホテルに泊まりました。あるバンドの野外コンサートを見に行くためです。比較的大規模なイベントで、たしか大阪駅近くのコンテナヤードの敷地で開催されたと記憶しています。地方からはるばる見に行くので、コンサート終了後には自宅に帰れないというのが大問題。どうしても見たいという友達のため、わざわざ泊まってまで見に行くことにしました。大学受験や就職を控えていた高校3年生の夏、とても懐かしい真夏の夜の夢です。
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夜とはいえ、暑さはなかなかのもの。傾きつつある太陽にもじりじりと焼かれます。びっしり人で埋められた会場は熱気もすさまじく、その濃い空気感は独特のものでした。そして日が落ちると同時に音楽が鳴り響き始めたときの喜びや、この時間を何万人もの人と共有していると気がついたときのこみ上げるような熱い思いは、待ち時間のつらさも吹き飛ぶ心地よさでした。開放感のある会場で、疾走するように披露される曲の数々。あの感動は忘れられません。
当時、どのようにホテルを手配すればよいのかわからなかったのですが、私の父親が、新大阪駅からの近くにホテルを手配してくれていました。大阪駅から近いホテルはなかなか探しにくかったのでしょう。新大阪なら大阪駅からたった一駅、新幹線の乗換駅ですので、大阪駅から新大阪に向かう電車の乗り場の案内もわかりやすく不安が少なかったのだと思います。子どもたちだけで泊りがけで遊びに行くというのに反対もせず、快く旅行の手配をしてくれた親たちに感謝しています。