生まれも育ちも奈良県の私。中学の修学旅行は東京を中心とした関東方面でした。中学生までは大阪すら滅多にいったことのない田舎者の私は、それまで三重県より東には足をふみいれたことがなく、初めての関東旅行にワクワクしたものでした。奈良から京都へ、京都から新幹線を使って東京駅に着きました。それからは観光バスで移動。お決まりの国会議事堂、東京タワーをめぐり、乱立する高層階ビルディングに圧倒されました。東京のホテルで一泊した翌日は富士山、箱根方面を目指す予定でした。 翌日はあいにくの雨、しかもまだ秋だというのに富士山に初雪が降ったとかで富士山登山は中止、箱根の関所見学も中止となってしまいました。かろうじて大涌谷・小涌谷は小雨降る中、硫黄のきついにおいを感じながらざっと見学しました。修学旅行は一応学習の一環ですので、出発までには社会科の授業時間を使って、箱根の関所のことを調べており、取調べのお白洲などを楽しみにしていたので、時代劇が大好きだった私は、とても残念に思ったことが今でも忘れられません。 箱根は日本一のリゾート地だとたたえる人もいます。見学するスポットもたくさんあり、何より富士山や芦ノ湖といった景勝が日々のストレスや疲れ、憂さを晴らしてくれるのでしょう。温泉地でもあることから、インターネットで検索してみるとホテルや旅館もかなり充実しているようです。小さな子ども連れでも楽しめるお手ごろなホテルを見つけて、もう数十年もたったいまさらながらですが、遠い日のリベンジをしに、箱根の関所に行って、歴史をじかに感じてみたいと切に願っています。
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